FACES OF SESSAME (セサミの横顔)

飯塚 悦功 ■飯塚 悦功 (SESSAME主催者)
研究分野:システム解析工学、たとえば構造化知識工学、医療社会システム工学、品質システム工学、ソフトウェア品質学、システム信頼性工学、システム統計解析など
趣味:音楽、読書、旅行、ゴルフ、スキー
好きな言葉:
@あきらめと努力。「あきらめ」とは「あるがままを受け入れる」こと。般若心経で有名な「空」のこころ。努力とはあきらめて受け入れた条件・環境で精一杯の努力を続けるという意味。
A自律。自分の価値基準を持つこと。
B初代と二代目。ある企業の創業二代目の経営者の言葉。「あなたは二代目なのに立派な方ですね」との私の失礼な問に対し「親父は百万、私は一億で苦労した。自分が二代目と思ったことはない。先生も自分が初代と思って頑張って下さい」との返答。この言葉は一生忘れないと思う。

■西 康晴 (SESSAME世話人) 西 康晴
粗忽(そこつ)なセサミアンとして SESSAME が活動しやすいようメンバのお世話をする一方、ソフトウェアテストの自称エバンジェリストとして駆けずり回っている。

甘いものが大好き。美味しいケーキのためなら、北の果てから南の彼方まで足を運んでしまう。そのため甘い考えや甘い計画でしばしば SESSAME を窮地に陥れる。得意技は「安請け合い」。自宅では2匹の猫と甘い生活を営む。
座右の銘は「やらないよりマシ(Better Than Nothing)」。これまでの人生を振り返ると、失敗かヒヤヒヤがほとんどだった。しかし、座して死を待つよりは、怒られようが批判されようが、まず行動したい。兵は拙速を尊ぶのだ。

ソフトウェア産業で欧米に勝つという野望を持つ。キモをすべて外国に握られているようで気持ちが悪い。そのために何ができるか、日々思案中である。良い考えがあったら教えてほしい。一緒に考えていきたい。

三浦 元 ■三浦 元
製造業(半導体検査装置)に長く関わってきているが一般ソフトハウスでの勤務経験もある。

具体的な雑誌名を失念してしまったが「ZEノススメ」というコラム記事を昔読み、以来ZE(Zatsuyo Engineer)こそ我が行く道だ!と考え続けている。ZEというのは私の考える「システム屋」の姿とオーバーラップするのだな。

ZEとして、マネージメント周りではツール(Mac Project)からかなり影響を受けた。教育された、と言ってもいい。これは漢字Talk6の時代のものをいまだにごまかしごまかし使用中。またここ数年興味を持っているテーマはセキュリティ。

SESSAMEの中ではワイルドカード(Zatsuyo?)的な役回りが多いか。本当は満開の花の下か、満月を見ながら酒を呑んでワイルドになったほうが・・・(笑)

趣味:合唱(この数年歌っていない),音楽鑑賞(古楽),演奏会録音,自転車(でふらふら走り回ること)。
好きな言葉:「エンジニアは嘘をついてはいけない。だがホラは吹かなければならない」ある企業の役員の方の言葉。そう、エンジニアは足下をしっかり見ながら、同時に遠くを見据えて仕事しなければ・・・

もう一つ、良寛の手紙の一節「災難に遭ふ時節には災難に遭ふがよく候、死ぬる時節には死ぬがよく候、それが災難をのがるる妙法にて候」毒を喰らわば皿まで。やるときゃやるのさ。

■二上 貴夫 二上 貴夫
プロフィール:最近、セサミの仲間とセサミアン3人組を結成して勝手に教材を作っている問題会員である。とはいえ、自然現象とソフトウェアの境界面に興味をもっていろいろな種類のソフトウェアを作る方法論の勉強が目下の主題。この線に沿って組込みソフトウェアを上手に作るための技術を追求して以来かれこれ13年目、光陰矢のごとしを実感している今日この頃。
最近は、シュレーディンガーの猫という未解決の問題と同じ現象がハードウェア設計とソフトウェア設計にもあるなという妙な確信をもちはじめた。
ソフトウェアの世界で幸いなのは、何かをしたいときに必要な道具が存在しなければ作ってしまえること。これがソフト屋を現代の産業世界で特異な立場にしていると思っている。ソフト職人はいけないと言う世論が多いが、ブレークスルーに職人は必要だと思う。ただ、それが悪い意味での唯我独尊になることにはNoと言う。

趣味:お茶を入れるのが好きで、ヒコーキオタク。その勢いでLegoとかホームオートメーションには限りない執着を持つ。また、スピードスケートが好きでオリンピックのためなら何でもやるという怪しい性質。

なぜセサミか:みんなの熱意が我を忘れさせる!