20th Open SESSAME Seminar

第20回組込みソフトウェア技術者・管理者向けセミナーのご案内
『仕事に役立つやさしいモデリング〜ベテランにレビューしてもらおう〜』

受講者の募集は締め切りました

最終更新日: 2012年12月1日

1st Open SESSAMEの様子組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)は第20回組込みソフトウェア技術者・管理者向けセミナー(20th Open SESSAME Seminar)を、2013年1月15日(火)に、東京・日本橋浜町の東実年金会館にて開催します。

これまで,さまざまなモデリング手法とそのセミナーがありましたが,本当にモデリングって役に立つの? 実務でどう使えばよいの? と疑問を持っている人も多いようです.

近年の大規模化・複雑化する組込みソフトウェア開発の改善手法として,例えばMDD(モデル駆動開発)やSPL(ソフトウェアプロダクトライン)が注目されていますが,基礎となるモデリングスキルがないと,それらを有効に使いこなすことができません.

本セミナでは,モデリングの基礎を演習を交えて学び,演習で行ったモデリングの結果をベテランエンジニアがレビューします.現場に持ち帰って実務に活かせるモデリングスキルを身につけることを目的としています.


20th Open SESSAME 開催要項
主 催 組込みソフトウェア管理者・技術者研究会(SESSAME)
日 時 2013年01月15日(火)10:00〜17:00 (講義)
場 所 東実年金会館(東京・日本橋) 3階会議室
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-8-12
A4印刷用案内図

駅名 路線名 所要時間
馬喰町駅 JR総武線 徒歩10分
馬喰横山駅 都営地下鉄 新宿線(S09) A3出口より 徒歩6分
浜町駅 都営地下鉄 新宿線 (S10) A1 出口より徒歩1分
人形町駅 東京メトロ 日比谷線 (H13)
都営地下鉄 浅草線(A14)
A4出口より 徒歩8分
東日本橋駅 都営地下鉄 浅草線(A15) B1出口より 徒歩6分
地 図
対 象 モデリングスキルを高め,実務で使いたいと考えているエンジニア
定 員 20名
参加費 5,000円(消費税込み)
申し込み 受講者の募集は締め切りました。
備 考 ・お申し込みはメールにて先着順にお受けいたします。
・お申し込み頂きますと、折り返し『参加案内、請求書』をお送りいたします。
・請求書にしたがって銀行振込をお願いいたします。振込手数料は貴社にてご負担ください。
・参加費は、欠席されても原則としてお返しいたしかねますのでご了承ください。
・申込書に記載いただいた情報は、本人確認、本セミナに関する連絡のほか、SESSAMEに関する各種ご案内のみに利用し、適切な管理を行うよう努めます。


 20th Open SESSAME プログラム  01月15日(火)
01/15 10:00〜12:00 【午前の部】
 モデリングの基礎教養を2時間で解説します.使うモデル表現は,主にUMLです.
  1.  モデリングのビギナーのために,実務的なソフトウェア工学でどのようなモデリングが開発されてきたか,古典から現代までを見通します.
  2. UMLの中でも組込み技術者に一番縁の薄いクラスインスタンスモデルを解説します.誰でも納得するポテトチャートから始めて1段ずつ登りましょう.使う事例は、飛行船フライトマネージメントです.
  3. クラスインスタンスでは記述しない手続きや事象対応といった時間的要素を表現するためのUMLモデリング方法をさくっと紹介します.
  4. いくつかのモデルを組み合わせる方法を紹介します.
 参考図書:UMLのJIS標準である統一モデリング言語 JIS X 4170:2009 の解説パート
二上貴夫
(SESSAME/株式会社東陽テクニカ)
島 敏博
(SESSAME/セイコーエプソン)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜17:00 【午後の部】
 モデリングの基礎教養を2時間で解説します.使うモデル表現は,主にUMLです.モデルのリファクタリング,レビューの方法について,演習をまじえながら4時間取り組みます.
 使うモデル表現は主にUMLのクラス図,状態マシン図です.
 実際の組込み機器開発では,事前に要求仕様が固まっていて,きちんとUSDMで要求と仕様,その必要な理由がそろっている,ということはありません.仕様書もモデルももしかしたらないかもしれません.そこで,既存のソースコードから作ったモデルを元に,どのように設計可能 なUMLの仕様,ひいてはモデルにしていくかを考えます.
 作ったモデルもそのままではありません,次々に仕様の追加,変更が入ってきます.
 ここでは,できた初期モデルと,いくつか明らかになっている仕様の変化を見ながら,どのように仕様変更に耐えられるモデルを組み立てていけばよいか,演習しながら考えていきます.
 演習で組み立てたモデルは,発表していただきます.ベテランのエンジニア がモデルのレビュアーになって,コメントします.
 良いモデルの作り方,モデルのレビュー方法,レビュー視点の獲得,などを 身につけることを目的とします.
二上貴夫
(SESSAME/株式会社東陽テクニカ)
島 敏博
(SESSAME/セイコーエプソン) 
17:00〜18:30 交流会(参加希望者のみ)



受講者の募集は締め切りました。