MISRA-SA Seminar

MISRA安全性解析ガイドラインセミナーのご案内

終了しました

最終更新日: 2006年6月30日


特定非営利活動法人組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)は英国MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)メンバをお招きし、MISRAソフトウェア安全性解析ガイドラインについて少人数で丸一日じっくり学習できる『実践ワークショップ』を6月27日(火)に都内で、手軽に基礎を学べる半日の『基礎セミナ』を6月28日(水)に東京千駄ヶ谷の日本青年館で開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしています。

MISRA安全性解析ガイドラインセミナー 開催要項
主 催 組込みソフトウェア管理者・技術者研究会(SESSAME)
申し込み ただいま、受講生を募集しております。
日 時
実践ワークショップ  2006年6月27日(火)  09:30〜17:00 (受付開始9:00)
基礎セミナ  2006年6月28日(水)  13:30〜16:00
場 所 ■実践ワークショップ 
場所 東陽テクニカ TIセンター 8F

テクノロジー インターフェースセンター
東京都中央区日本橋本石町1-1-2

● 地下鉄 ●
銀座線/東西線: 日本橋駅 A1出口から徒歩5分
銀座線/半蔵門線: 三越前駅 B3出口(半蔵門線のみ)から徒歩1分/B5出口から徒歩5分

● JR ●
東京駅・八重洲北口から 徒歩7分




■基礎セミナ
日本青年館(東京・千駄ヶ谷) 中ホール
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町7-1
TEL:03-3401-0101 FAX:03-3404-0611
(http://www.nippon-seinenkan.or.jp)

JR中央・総武線各駅停車 千駄ヶ谷駅より徒歩9分 信濃町駅より徒歩9分
地下鉄銀座線 外苑前駅より徒歩7分(渋谷寄り改札口を出て、3番出口)
地下鉄大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分(A-2出口)

地 図
対 象 ソフトウェアの安全性に関心のある方
定 員
実践ワークショップ  20名
基礎セミナ  200名
参加費
実践ワークショップ  10万円
基礎セミナ  2万円
(参加費に昼食の費用は含まれておりません。ご了承下さい。)
申し込み 本ページ末尾の申込み書にご記入の上、電子メールにてお申込みください。先着順にお受けいたします。
お申込みいただきますと、折り返し、参加費請求書をお送りいたします。    
備 考 ・参加費はお振込みにてお受けいたします。
・受講料は、欠席されても原則としてお返しいたしかねますのでご了承ください。



MISRA ソフトウェア安全性解析ガイドライン『実践ワークショップ』

 〜欧州の規格・規制に対応した安全性解析プロセスを構築するには〜
06/27 09:00〜17:00 MISRA-SA 安全性解析ガイドラインの解説と実践
  • 組込みシステムにおける安全性
  • MISRA-SA ガイドラインと ISO26262 との対応
  • MISRA-SA によるマネジメントプロセスの解説
  • ハザード解析とリスクアセスメント
  • 安全性解析の詳細な解説
  • IEC61508 を例にした安全性解析プロセスの実際
  • 安全性アセスメント
  • 質疑応答

【講師紹介】
David D Ward 氏
欧州にあるMISRA(Motor Industry Software Reliability Association)のリーダであり、車載用 C 言語コーディング標準 MISRA-C の策定を主導したことでも知られる。MISRA-SA 策定の主軸であり、ISO 26262 の英国代表としても、欧州の組込みソフトウェアの機能安全規格の策定の中核を担っている。
Peter H Jesty 氏
欧州技術士(Eur Ing)。MISRA-SA 策定のリーダであり、車載システムや新交通システムの安全性のガイドラインなどに豊富に携わった経験を持つ。リード大学教授からスピンアウトし、現在はソフトウェア安全性に関するコンサルティングやアセスメントを行っている。MISRA 運営委員会の委員も務める。
講師:
David D Ward(MISRA)
Peter H Jesty(Peter Jesty Consulting)

逐次通訳:
手配中

ただ品質の高い製品を作っていればいいのか。これは自動車産業が直面することになる課題です。品質の高い製品を作るだけでなく、安全性が高いことを外部に示すことで、規格や規制の壁を乗り越えなくてはなりません。特に欧州では、その可能性が高まっています。車載組込みソフトウェアを開発する際には、規格や規制の動向を把握し適切な安全性確保のプロセスを構築しなくてはなりません。

欧州では、策定中である車載ソフトウェアに関する機能安全規格 ISO26262 に対応した安全性解析のガイドラインが策定されています。それは、MISRA-C で知られる英国の MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)による MISRA-SA(MISRA Safety Analysis)ガイドラインです。ISO26262 は欧州各国の規格や規制として採用される可能性がありますので、欧州内で議論される安全性解析ガイドラインに対応しておくことは必須であると予測されています。

本ワークショップでは、MISRA-SA ガイドラインの策定の中核を担う David Ward 氏と Peter Jesty 氏を欧州からお招きし、MISRA-SA による安全性解析のプロセスを詳細に解説して頂きます。もちろん、ISO26262 や IEC61508 などの機能安全規格と MISRA-SA ガイドラインとの関係も詳しく取り扱って頂きます。
少人数のワークショップ形式ですので、本ワークショップの疑問点だけでなく安全性解析についての日々の悩みについても質問が可能です。

単なる機能安全や規格の概要紹介ではなく、詳細な MISRA-SA ガイドラインの解説となっておりますので、ISO26262 や IEC61508 の認証取得を考えている組織には、規格に対応した安全性解析のプロセスを構築するまたとない機会になるでしょう。

特に欧州に輸出する可能性のある自動車・車載機器の開発組織には、規格や規制の動向を捉え適切に対応するために必須のワークショップです。もちろん自動車業界に留まらず、ISO26262 以外の IEC61508 ファミリ規格などの認証を取得したい組織や、高い安全性が必要となる組込みソフトウェアの開発組織のエンジニアやマネジャー、SEPG などの支援部隊にとっても、非常に有益なワークショップになることでしょう。少人数のワークショップ形式のため、席は限られておりますが、多くの方のご参加をお待ち申し上げております。



MISRA ソフトウェア安全性解析ガイドライン 基礎セミナー

〜欧州から世界に広がる新たなデファクトスタンダードに乗り遅れるな〜
06/28 13:30〜14:10 自動車業界における安全性向上の取り組みの必要性とMISRA-SA ガイドラインの位置づけ  川名 茂之
(トヨタ自動車 / JASPAR)

14:10〜16:00 MISRA-SA 安全性解析ガイドラインの解説と機能安全規格 IEC61508 / ISO26262 の関係
  • 組込みシステムにおける安全性
  • MISRA-SA ガイドラインと IEC61508 / ISO26262 との関係
  • MISRA-SA によるマネジメントプロセスの解説
  • MISRA-SA による安全性解析プロセスの解説
  • 質疑応答

【講師紹介】
David D Ward 氏
欧州にあるMISRA(Motor Industry Software Reliability Association)のリーダであり、車載用 C 言語コーディング標準 MISRA-C の策定を主導したことでも知られる。MISRA-SA 策定の主軸であり、ISO 26262 の英国代表としても、欧州の組込みソフトウェアの機能安全規格の策定の中核を担っている。
Peter H Jesty 氏
欧州技術士(Eur Ing)。MISRA-SA 策定のリーダであり、車載システムや新交通システムの安全性のガイドラインなどに豊富に携わった経験を持つ。リード大学教授からスピンアウトし、現在はソフトウェア安全性に関するコンサルティングやアセスメントを行っている。MISRA 運営委員会の委員も務める。
講師:
David D Ward(MISRA)
Peter H Jesty
(Peter Jesty Consulting)

逐次通訳:
二上 貴夫(東陽テクニカ)


今や走るソフトウェアと化した自動車のみならず、生活家電、プラント設備、ロボット、医療機器、鉄道、宇宙航空など多くの分野では、組込みソフトウェアの不具合が我々の身体に危害を及ぼすリスクと隣り合わせで開発しています。しかしその一方で、自分たちの開発した組込みソフトウェアが十分安全である、と胸を張ってリリースできる現場は多くありません。安全性を少しでも高めるために日々努力していても、なかなか自信を持つには至らないのが現状です。

安全性の高いソフトウェアを開発するためには、闇雲に努力しても実を結びません。開発技術や日々の工夫、ノウハウを包括的・体系的にまとめながら、安全性を意識した開発プロセスを構築していく必要があります。そのためには、まず安全性の概念を整理した上で、安全性解析の具体的な手順を確立し、分析や設計、コーディング、テストなど様々な開発技術を整備しながらマネジメントの仕組みを構築していかなくてはなりません。

そのガイドラインの一つが、既にデファクトスタンダードとなった MISRA-C コーディング標準を策定した MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)が策定中である MISRA-SA(MISRA Safety Analysis:安全性解析)ガイドラインです。MISRA-C が自動車業界だけでなく組込みソフトウェア業界の事実上の標準になったことと同じように、MISRA-SA も欧州から世界に広がるデファクトスタンダードになると予測されています。特に自動車業界では規格や法規制との関連から、MISRA-SA の動向を把握することは必須であると言える
でしょう。また機能安全規格である IEC61508 や自動車版である ISO26262 の認証を取得するにあたり、開発プロセス・開発マネジメントのガイドラインとして修得しておくべき位置づけです。

本セミナでは、MISRA-SA ガイドラインの策定の中核を担う David Ward 氏と Peter Jesty 氏を欧州からお招きし、安全性が必要な組込みソフトウェアの開発マネジメントについて、安全性の概念の整理や安全性解析の具体的な手順を交えながら、分かりやすく解説して頂きます。また IEC61508 や ISO26262 における MISRA-SA ガイドラインの位置づけも重要なトピックとなっています。

単なる機能安全や規格の概要紹介ではなく、もう一歩踏み込んだガイドラインの解説となっておりますので、自社の開発プロセスや開発マネジメントを整備・改善するための参考として頂ければ幸いです。

また、トヨタ自動車 / JASPAR から川名茂之氏をお招きし、国内の自動車産業における MISRA-SA への取り組みの必要性について解説して頂きます。

車載機器の開発組織はもとより、IEC61508 や ISO26262 などファミリ規格の認証を取得したい組織や、安全性が必要となる組込みソフトウェアの開発組織のエンジニアやマネジャー、SEPG などの支援部隊にとって、必聴のセミナとなることでしょう。欧州で何が起こりつつあるか、について生の声を聴くことのできる、またとない機会です。多くの方のご参加をお待ち申し上げております。




【参加申込書】
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To:secretariat@sessame.jp
Subject:MISRAソフトウェア安全性解析ガイドラインWS・セミナ申込書

=== MISRAソフトウェア安全性解析ガイドラインWS・セミナ参加申込書 ===

(  )『ワークショップ(6月27日・全日)』に申し込みます
(  )『セミナ(6月28日・半日)』に申し込みます
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