マジカルスプーンとはSESSAMEが開発した「子供達にソフトウェア開発とは何なのかを」を伝える、遊びながら学べる教材です。
	金属スプーン同士をたたき合わせると可聴音とともに40KHz程度の超音波が発生します。
	この超音波をPCにつないだセンサーボードで受信します。
	受信した信号をコードに変換し、PCに送ります。
	PCで受信したコードに関連づけられた命令でシミュレータ上の飛行船を操作したり、
	また、ZigBee送信ボード経由で実機の飛行船を操作したりします。 ※ZigBee送信部及び飛行船本体は2008年中に発売する予定です。

※詳しくはスタートアップガイド（PDFファイル 567Kバイト）をお読みください。

マジカルスプーンの詳細は組込みZine（翔泳社の情報サイト）『コドモに伝える組込みソフトウェア開発』で紹介しています。シミュレータキットはSE Shop.com のサイトで購入することができます。

までE-Mail にてお問い合わせください。

FAQ
	マジカルスプーンsimは Windows Vista や Windows 7 でも使えますか？
	Win32　や COM などの Windows 基本機能の互換性は確保されていますが、Vista 以降カーネルモードで動作するドライバのインストールに際して、マイクロソフトの認証を得ていないドライバはインストールできないといったセキュリティ面での改良がなされています。マジカルスプーンsim に付属している FTDI の USBシリアルドライバ（LSIユーザーに対する無償版）がインストールできない可能性があります。付属しているドライバがインストールできない場合は、FTDI社から有償のドライバを購入していただく必要があります。

マジカルスプーンsimの基本機能

＊Magical Spoon Simulator　ver2.2

・ WindowsXP対応プログラム
・ 8種類の飛行モードに対する飛行指令コード定義とコードチェック機能
・ パソコン画面での仮想フライト機能
・ 仮想フライトの飛行記録、再生、保存機能
・ マジカルボックスとの通信、指令コード受信機能
・ マジカルボックスとの通信ポート設定機能

＊マジカルボックス
・ ホストパソコンとのUSB通信（FTDI社製チップによる仮想シリアル通信）
・ 40KHz超音波の検出回路
・ NECエレクトロニクス製78K0Sワンチップマイコン搭載
・ 電源は、USBより供給（最大５V７０ｍA）

動作環境

・ WindowsXP-SP2の動作しているパソコン
・ インターネット接続機能（参考資料、開発環境のダウンロード用）
・ フライトシミュレータ動作環境
＊ プログラム実行に必要な主メモリ1４Mb、ディスク容量3.3Mb
＊ スクリーン表示　1024×768、カラー表示32Bit
＊ USB2.0ポート　１（仮想シリアルドライバが利用可能であること）
・ PM plusとC開発のホストパソコン動作環境
＊ CPU　Pentium166MHz以上
＊ プログラム実行に必要な主メモリ６４Mb

ダウンロード可能な品目

＊Magical Spoon Simulator　ver2.2（自己解凍exeファイル形式）
・ シミュレータ実行形式ファイルと画像ファイルなど一式
・ デフォルト設定パラメータファイル
＊MagicalBOX2-sim説明資料
・ お父さんお母さんのためのマジカルスプーンガイドブック（PDF）
・ マジカルスプーンsim　スタートアップガイド（PDF）
＊MagicalBOX2-sim Cプログラム　ソースコード
・ PM plus　対応MagicalBOX2-sim Cソースコード
＊78K0マイコン開発環境
・ PM plus 組込みプログラミング環境（C言語コンパイラ付き）
・ WriteEZ2　78K0S用フラッシュライタ
・ Applilet　78K0Sハードウェア用ライブラリ生成ツール

マジカルスプーンsimの製造と販売

本製品は、NPO法人SESSAME会員のボランティア、大学の研究者、企業からの開発協力によって開発、製造されました。SESSAMEは、これら協力者から本システムの製造と頒布に関する許諾を受けています。また、教育システム情報学会、日本情報科教育学会が教材開発のための実験にボランティア協力してくれています。この実験と運用評価作業には平成１９年度科学研究費補助金　研究課題番号：19300285の支援を受けています。
その結果、中学高校生の情報科学技術から、社会人の初等組込みシステム技術習得までの幅広い応用に対応しています。
販売は、SESSAMEから（株）翔泳社に委託を行なっています。免責事項については、製品に同梱の使用許諾書をご覧ください。