OpenSESSAME Workshop 2003第1回組込みソフトウェアに関する教育・育成ワークショップのご案内〜製造業の生き残りを賭けて組込みソフトウェアの競争優位要因を育てる〜第一回ワークショップは終了いたしましたPDFでのご案内はこちらです。 |
Last updated: 2003年01月08日 |
第1回 組込みソフトウェアに関する教育・育成ワークショップ(OpenSESSAME Workshop 2003)を、2003年1月10日(金)に、東京・赤坂の日本規格協会にて開催します。 基調講演には、中国・上海の華東理工大学でソフトウェア工学の教鞭を取り、上海ソフトウェア産業協会の常任理事、上海ソフトウェア改善プロセス・ネットワーク(SPIN)のリーダー、そして上海ソフトウェア品質連盟のリーダーを務めておられる居徳華教授をお招きしています。 日本ではソフトウェア産業の競争力低下が長いこと叫ばれています。世界と対等に戦い優位に立つために、わが国は組込みソフト(ファームウェア、埋め込みソフト、エンベッデッドシステム)に注力しなくてはなりません。日本がもっとも力を発揮でき、また発揮しなくてはならない分野は組込みソフトウェアなのです。しかし家電製品や自動車、通信、FA機器など多くのハードウェアが“インテリジェント化”する一方で、複雑さや規模、信頼性要求の高まりに悲鳴を上げています。 とはいえ現状の組み込みソフトウェア開発組織では、既存の成果物を再利用することを中心に現場で技術を一から新人にたたき込んだり、多くのバックログに対処するのが精一杯で、対外的な状況を把握し次の一手を考えている余裕などほとんど無いのが実状ではないでしょうか? 日本の組み込みソフトウェア業界が10年後も世界のリーダーであるためには、組み込みソフトウェア技術を核とした新しい礎を今から築く必要があるのではないかと私たちSESSAMEでは考えています。 そのため我々は、「組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会」(SESSAME: Society of Embedded Software Skill Acquisition for Managers and Engineers)を結成し、組込みソフトウェア技術者や管理者を育成するためのカリキュラムの整備、そしてその元になる方法論・ツールの開発に関する研究を行ってきました。 その一環として OpenSESSAME Workshop 2003 では、企業の経営者・管理者レベルの方を対象に、国際的競合が高まっている状況において、今後の組み込みソフトウェア開発における基本戦略を確認し、今後求められる人材像を明らかにしていきます。 組込みソフトウェアの管理者や技術者の育成に不可欠な内容ばかりですので、ぜひ奮ってご参加下さい。 |
Open SESSAME Workshop 2003 開催要綱 |
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主催 | 組込みソフトウェア管理者・技術者研究会(SESSAME) | |
共催 | 日本規格協会 | |
申し込み | こちらをご覧のうえメールにてお願いいたします。 | |
日時 | 2003年1月10日(金)9:30〜17:30 | |
場所 | 日本規格協会(東京・赤坂)本部ビル6F(地図はこちら) | |
対象 | 組込みソフトウェアを扱う企業の経営者・管理者および技術者 | |
定員 | 100名 | |
参加費 | 10,000円(参加申し込み) | |
(参加費に昼食の費用は含まれておりません。ご了承下さい。) | ||
※参加費は当日会場にて申し受けます。 | ||
備考 | ・お申し込みはメールにて先着順にお受けいたします。申込書のページをご覧下さい。 ・申し込まれた方には受講受付メールをお送りいたします。 ・受講受付メールは受付票を兼ねますので、印刷の上セミナー当日にお持ち下さい。 ・会場までの地図は受講受付メールとともにお送りいたします。 |
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今回のワークショップでは、基調講演に中国から居徳華教授をお呼びして、上海のソフトウェア産業の現状を語っていただくとともに、これからの中国が日本に対して競争優位となりうる点を分析していただきます。居徳華教授は華東理工大学に務められるかたわら、上海ソフトウェア産業協会の常任理事、上海ソフトウェア改善プロセス・ネットワーク(SPIN)のリーダー、そして上海ソフトウェア品質連盟のリーダーを務めておられます。ワークショップ全体を通じて、日本全体、そして自組織の競争優位要因を再確認して頂ければ幸いです。 | ||||
9:30〜9:40 | ご挨拶 | 飯塚 悦功 (東京大学教授/SESSAME発起人) |
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9:40〜11:00 | 中国のソフトウェアの産業の競争優位要因 | 居 徳華(華東理工大学教授) 【逐次通訳あり】 |
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11:00〜11:10 | 休憩 | |||
11:10〜11:30 | SESSAMEの活動報告(1) 〜活動の概要と計画 |
西康晴(エス・キュー・シー) | ||
11:30〜12:00 | 企業内教育の事例 〜開発現場と連携した技術教育 |
今田 正卓(富士ゼロックス) | ||
12:00〜13:00 | 昼食 | |||
13:00〜13:25 | SESSAMEの活動報告(2) 〜プロダクトライン開発 |
檜原弘樹(NTスペース) | ||
13:25〜13:50 | 次代の組込みソフトウェア技術者育成の実践教育 | 清水 尚彦(東海大学) | ||
13:50〜14:00 | 休憩 | |||
14:00〜14:25 | SESSAMEの活動報告(3) 〜オブジェクト指向開発と構造化開発の事例比較 |
山田 大介(リコー) | ||
14:25〜14:50 | ソフトウェア開発技術力を持つ組織作りのための施策 | 井上 健(横河電機) | ||
14:50〜15:15 | MISRA-C 研究会報告 〜C言語による組込み開発のコーディング標準 |
山下 庄治(東陽テクニカ) | ||
15:15〜15:30 | 休憩 | |||
15:30〜17:30 | パネルディスカッション: 日本の組込みソフトウェア産業の競争力 |
パネルリーダ:西康晴 (エス・キュー・シー) パネルメンバ: 居徳華(華東理工大学教授) 飯塚悦功(東京大学教授) 三浦元(テクノホロン) 杉浦 英樹(富士ゼロックス) |
[Open SESSAME Workshop 2003 参加申込書]ワークショップへの申し込みはご好評につき締め切らせていただきました以下の参加申込書に記入して、sessame@blues.tqm.t.u-tokyo.ac.jpまで 電子メールにてお申し込み下さい。 ---------------------------------------------------------------------- To: sessame@blues.tqm.t.u-tokyo.ac.jp Subject: Open SESSAME Workshop 2003 Registration === Open SESSAME Workshop 2003 参加申込書 === 氏名(ふりがな): 会社名と所属 : 会社の所在地 : 会社の電話番号: 会社のFAX番号 : 電子メール : 備考 (その他の希望などがあればお書きください) ---------------------------------------------------------------------- |