■ セミナーレポート(組み込みネットより)
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1st Open SESSAME第1回組込みソフトウェア技術者・管理者向けセミナーのご案内第一回セミナーは終了いたしました
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Last updated: 2002/10/8 |
第1回 組込みソフトウェア技術者・管理者向けセミナー(1st Open SESSAME)を10月15 日(火)〜16日(水) の両日に、東京・赤坂の日本規格協会にて開催します。 日本のソフトウェア産業の競争力低下が長いこと叫ばれています。世界と対等に戦い優位に立つために、わが国は組込みソフト(ファームウェア、埋め込みソフト、エンベッデッドシステム)に注力しなくてはなりません。日本がもっとも力を発揮でき、また発揮しなくてはならない分野は組込みソフトウェアなのです。しかし家電製品や自動車、通信、FA機器など多くのハードウェアが“インテリジェント化”する一方で、複雑さや規模、信頼性要求の高まりに悲鳴を上げています。 この状況を打破するために、組込みソフトウェア技術者や管理者を育成するためのカリキュラムの整備、そしてその元になる方法論・ツールの開発に関する研究が必要なのは言うまでもありません。我々の感触では、組込みソフトウェアの中級レベル以上の管理者・技術者が数万人以上必要であり、早急に育成する必要があるものと確信します。 そのため我々は、「組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会」(SESSAME: Society of Embedded Software Skill Acquisition for Managers and Engineers)を結成し、組込みソフトウェア技術者や管理者を育成するためのカリキュラムの整備、そしてその元になる方法論・ツールの開発に関する研究を行ってきました。その一環として今回、1st Open SESSAMEとして組込みソフトウェア技術者および管理者向けのセミナーを開催いたします。現場で開発や教育に携わっている組込みソフトウェア技術の第一人者が講師となり、SESSAMEで開発しているカリキュラムをもとに講義を行います。ぜひ奮ってご参加下さい。 |
1st Open SESSAME 開催要綱 |
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主催 | 組込みソフトウェア管理者・技術者研究会(SESSAME) | |
申し込み | こちらをご覧のうえメールにてお願いいたします。 | |
日時 | 2002年10月15日(火)、16日(水)10:00〜17:00 | |
場所 | 日本規格協会(東京・赤坂)本部ビル6F(地図はこちら) | |
対象 | 第1日目(10/15) | 入社3年目程度の技術者および教育担当者のペア(現場で教育を担当されている方でも構いません) |
第2日目(10/16) | 初級管理者(技術リーダーや現場管理者の方) | |
定員 | 第1日目(10/15) | 100名(50組) |
第2日目(10/16) | 30名 | |
参加費 | 第1日目(10/15) | 2人で10,000円(参加申し込み) |
第2日目(10/16) | 1人5,000円(参加申し込み) | |
(参加費に昼食の費用は含まれておりません。ご了承下さい。) | ||
※参加費は当日会場にて申し受けます。お釣りのないようにお願いいたします。 | ||
備考 | ・お申し込みはメールにて先着順にお受けいたします。申込書のページをご覧下さい。 ・申し込まれた方には受講受付メールをお送りいたします。 ・受講受付メールは受付票を兼ねますので、印刷の上セミナー当日にお持ち下さい。 ・会場までの地図は受講受付メールとともにお送りいたします。 |
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2日目(10/16)では、組込ソフトウェア開発現場の管理者(企業組織内での初級管理者や現場の技術リーダー)の皆さんに、開発の中で必要とする管理の基本セオリーを理解していただくことを目的としています。実際のプロジェクトや、所属する組織での管理で直面している問題点を具体的に認識し、対応策や改善ポイントを参加者の皆さんに認識していただきたいと考えています。 | ||||
2日目 10/16 |
10:00〜10:10 | 全体説明(SESSAMEの紹介およびコースの概要) | 三浦 元 (テクノホロン) |
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10:10〜10:40 | グループワーク1:「管理」の目的について現状をもとに考察する | |||
組込ソフトウェア開発管理とは何をすることなのか?どんなやり方があるのか?管理は必要なのか?について小グループで整理をしていただきます。 | ||||
10:40〜11:10 | 各グループで整理した結果の発表 | |||
11:10〜12:10 | 管理の意義、項目、手法についてのレクチャー | 杉浦 英樹 (富士ゼロックス) |
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管理の参照モデル(理想像)と、管理者として今後どのようなスキルを身に付けていくべきかを学びます。 | ||||
12:10〜13:00 | 昼食 | |||
13:00〜14:00 | グループワーク2:現状抱える問題を解決する方策を考察する | |||
現状の問題・課題への解決策についてグループで討議・検討していただきます。 | ||||
14:00〜15:00 | 全体の発表 | |||
15:00〜15:20 | 休憩 | |||
15:20〜16:40 | 「管理」への障害についての解決の方策の提示 | 二上 貴夫 (東陽テクニカ) /後藤 祥文 (デンソー) /杉浦 英樹 (富士ゼロックス) /三浦 元 (テクノホロン) |
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組込特有のリスクについての解説に加え、当日のグループワークで出された課題・問題への具体的な管理テクニックの提示を行います。 | ||||
16:40〜17:00 | 質疑応答およびアンケート | |||
■参加を申し込まれた方には、セミナーまでに宿題があります: プロジェクトまたは組織で感じている管理上の課題や問題点を記述し、セミナーの1週間前(10/9)までにセミナー事務局まで提出をお願いします。なお、この資料は会社名・組織名が判明する形で SESSAMEの外部に出ることはありません。 |