組み込み製品の開発には，テーマの理解、機械や電子工学、組み込みコンピュータの知識、ソフトウェアの開発技術、開発段取りや計画の技術など広範囲の技能、技術、知識が求められます。そして、技術的知識と理解のうえに立って開発テーマに即した技術の活用能力が求められます。こうした知識や技術を多くの仲間と一緒に学べることは、技術者の長期的な成長と企業成果に大きく影響すると我々は考えます。従来、組み込み技術の習得は社内でのＯＪＴが中心でした。これだけでは，多くの企業が抱えている開発プロジェクトに適切な人材を育成することは量質ともに間に合わない時代になっています。
SESSAME WG8 (ｅ１グランプリ委員会) は、この問題を解決する一助となるべく、政府、教育機関、民間団体の協力を得て若手組技術者や学生諸君が組み込み技術を短期間で効果的に学べる場を提供するための活動調整と支援を行います。
- 先端の技術を適用した応用開発を通じて、技術の普及を加速し、産業力の強化を図る
- 若年層にモノつくりの楽しさを経験する機会を提供し、組込み分野への興味を高める
- チームプレイのできる中級技術者を育てる
- 専門家によって構成される委員会を組織し、それを政府、学会、業界団体が支援する
)までご連絡ください。