【Level Sensing】《HW》 → 信号検出方式
【Make】《ツール》 → ビルド
マスクROMは部品の段階ですでにデータ(プログラム)が書かれているメモリで、消去/書込みは全く不可能です。実際にはICの回路上でデータ(プログラム)がパターンとして作りこまれていて変更することは出来ませんので他のメモリとは概念的に大きく異なると考えて差し支えないでしょう。しかし、部品としてのコスト(1ビット当たりの価格)はROMの中でも低い方です(最も低いのはNAND型フラッシュメモリと言われてますがストレージ以外の用途ではマスクROMはほぼ最低価格です)。ROMに書くデータ(プログラム)が確定し将来変更の可能性がない場合に使用されています。イニシャルコスト(数十万円以上)が必要ですから、部品単価・装置の生産台数を考慮して採用するか否かの判断をする必要があります。
【MCU】《プロセッサ》 → マイクロコントローラ
【MCP(Multi Chip Package)】《HW》 → COC
【Memory】《HW》
→ AEPROM
→ DP(Dual Port) RAM
→ DRAM(Dynamic Random Access Memory)
→ EEPROM(Elecrically Erasable Programmable Read Only Memory)
→ EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)
→ フラッシュメモリ(Flash Memory)
→ マスクROM(Mask ROM)
→ NOVRAM(Non Volatile RAM)
→ ワンタイムプログラマブルROM(OTPROM:One Time Programable ROM)
→ RAM(Random Access Memory)
→ ROM(Read Only Memory)
→ SRAM(Static Random Access Memory)
→ VRAM(Video RAM)
【MMU(Memory Management Unit】《プロセッサ》
計算機システムのアドレス空間に関わる制御を担当するコ・プロセッサの総称。
アドレス空間を分割したページやセグメントなどと呼ばれる領域ごとのアクセス権やキャッシュ使用方法の管理、あるいは論理アドレス空間と物理アドレス空間のマッピングなどを行う。備えている機能や管理方法はそれぞれのCPUに依存し、多機能なものから単純なものまで様々である。
汎用計算機上では古くから一般的に使用されており、ほとんどのマルチタスクOSが対応しているが、組込み機器ではコストがかかるので、リアルタイムOSのようなマルチタスクOSが普及してもなお、これまであまり使用されなかった。
最近では、組込み機器で動作するソフトウェアの規模が増大し、ミドルウェアなど組織外で開発されたソフトウェアを使用する機会が増加している。さらに、誤動作により重大な事故を引き起こす可能性のある機器においてもソフトウェア制御の占める比重が増加している。このため信頼性がより重要視され、想定外の問題によるメモリ破壊をハードウェアによって防止できるMMUの機能を利用する組込み機器が増加している。
また、動画や三次元画像など組込み機器が扱う情報の量が増えているので、限られたアドレス空間を効率よく利用可能にするMMUに対するニーズが、組込み機器においても年々高まっている。
【Module】
→ モジュール化《SW全般》
→ モジュールのトレース《ツール》
→ モジュール分割《SW設計》
【MPU】《プロセッサ》 → シングル・プロセッサ/マルチ・プロセッサ
【Noise】《HW》 → ノイズ
【NOVRAM(Non Volatile RAM)】《HW》
NOVRAM(NVRAMと記述されることもある)は名称からみれば不揮発性メモリとなっていますが、実際にはSRAMとEEPROMで構成されています。SRAMとEEPROMは同じ容量になっていて、SRAMの各メモリセルとEEPROMのそれとは1:1に対応付けられています。通常外部からはSRAMにしかアクセスできません。電源が供給されているときはSRAMとして動作し、コマンドを使用したり、電源が切れるときにRAMの内容全体をEEPROMに転送することができます。電源を入れるとEEPROMの内容がRAMに自動的に転送され、また、コマンドを使ってもEEPROMの内容をRAMに転送することも出来ます。このように電源を切った状態でも見かけ上RAMの内容を保存しておくことが出来るので不揮発性と呼ばれているのです。なお、電源が切れるときにRAMの内容をEEPROMへ自動転送する「自動保存」を使用する場合は電源の仕様に制限があるので回路設計時には注意が必要で、例えばコンデンサを利用して電源電圧降下速度を下げることで対処する方法があります。
【OO(Object Oriented)】
→ オブジェクト指向開発《OO》
→ OO(Object Oriented)系言語の原則《OO》
→ OODの技法《OO》
【OS(Operating System)】 → オペレーティングシステム《OS》
【ワンタイムプログラマブルROM(OTPROM:One Time Programable ROM)】《HW》
EPROMから石英ガラスの窓を無くした物で、1回だけ書込みが可能なROMです。それを除けばEPROMとほぼ同様です。石英ガラスの窓がない分EPROMよりコストが下がっています。ROMによっては同じ形状で窓付きのものと窓無し(ワンタイム)の両方発売されている場合と窓無し(ワンタイム)しか発売されてない場合があります。小規模のワンチップマイコンでコストや実装面積が優先されるような場合窓無しタイプしかない製品があります。窓無し(ワンタイム)しかないものは開発段階ではある程度使い捨てとなりますが、開発・生産・保守のライフサイクルを通じて書き換えの割合が少ない場合に使用されています。